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鈴木徹 ダンボールクラフトVol.2
2009年3月25日
久しぶりに芸術家の鈴木徹氏に会いに行きました。
娘が以前、徹先生に絵を習っていたこともあり、美大合格の報告に先生が好きな焼酎片手に行ったのでした。
そこで新しいダンボールクラフトの作品を見せてもらいました。
相変わらず、素敵な作品です。
原画を立体化し、小さな箱の中に世界を作り出しています。
ただリアルにミチュア化するだけではありません。
ディテールは決して繊細ではなく、どちらかという大雑把です。
でも、箱の中を覗くととても不思議な世界へ引き込まれてしまうのです。
そのレンブラントシリーズの2つをご紹介しましょう。
画布に向かう自画像
レンブラント・ファン・レイン 1603-1669
これはレンブラントの自画像をダンボールで再現したものです。
 これが原画です。 |
 箱の中 | |||||
 上からライトを照らす徹氏 |
 箱を覗くと･･･ | |||||
反対側から覗くと･･･
自画像を描くには、鏡に映った自分を見ながら描いたはず、
ということに気づいた徹氏は、壁に鏡を掛けました。
反対側から覗くと、鏡に映った自分を描いているレンブラントを見ることができるのです。
この視点が、徹氏の面白いところです。
でも、このことを作ってしまった後に気づいたらしく、左右反対に作っておけば理論的に完璧だったですけどね・・・。おちゃめですね。
瞑想に耽る哲学者
もうひとつご紹介。
右側の暖炉の灯りは外から赤いライトを照らして再現しています。
これがレンブラントの原画です。
次の作品が楽しみです。
さて、これら作品、手に取れる作品として世に送り出そうと思います。
写真、詩をセットにした冊子を制作する企画を進めることにいたしました。
準備ができたら是非ご紹介したいと思います。
お楽しみ！（にする人がいるのかな？？）
ダンボールクラフトＶｏｌ.1はこちら
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