マスターRoom
今年もど〜んといってみよ。
2009年1月10日
新年早々ローリングストーンズにチカラをもらった!
マーティン・スコセッシ監督、ザ・ローリング・ストーンズのライブドキュメント映画「シャイン・ア・ライト」 。
このライブは2006年、キースもミックが1943年生まれだから御年63歳でのライブ・・・。
体型も、激しい動きも、カッコ良さもぜんぜん変わってないじゃん。
10年くらい前に東京ドームでも見たけど、その時もそう思った。
ストーンズのあの変わらぬパワーはなんなんだろ。
このライブ映画、自分たちの映画にも関わらず、監督のマーティン・スコセッシへライブの曲目や曲順などを本番まで教えず、監督が困惑するシーンがこの映画の序盤にあり、ミックとキースの自由奔放ぶりを印象づけている。
監督は、この困惑をスリリングにうまく演出に生かし、結果的に大成功へ導くというセンスが光った。始まり方とエンディングは実に圧巻だ。
でも、特にキースに関して、この映画の中では面倒くさいから演奏曲を監督に教えないなどの非協力的態度をとっているけど、これはあえてドラマを作るための演出っぽいと僕は疑っている。
なぜなら、キースは80年代にチャックベリーのドキュメンタリー映画「ヘイル!ヘイル!ロックンロール」の音楽プロデューサーを務めたことがあり、チャックの自由奔放な非協力的な態度にほとほと苦労した経験があり、すでに映画を撮ることの大変さをキース自身充分わかっているはずだからである。
それをあえて自分が同じことをやり返したとは僕には思えず、やはり自分たちの良い作品作りのためにキースが仕組んだやんちゃな演出じゃなかったのかなと思わされるのであります。それもまたOKだ。
なぜか上映している映画館は少ないのが残念ですが、サントラ盤のCDも出ていますよ。
こっちもパワーもらえる。
坂井ユウジロー放浪看板展
日記11でも紹介した坂井ユウジローの放浪看板展が神戸と京都でまた開催されます。
お近くの方、たまたま神戸か京都に行かれる方、是非お立ち寄りください。
今この低迷した世の中にこそ必要なものが坂井氏の作品にあるように思えます。
笑いと元気パワーもらいましょう!