2009年9月30日

30年ほど前、チャックベリーのライブを2列目で観て、無意識に「キャー！」と黄色い声を出してしまって以来のミーハー魂か、デレクトラックスバンドのＴシャツ売り場に一目散に並んで2枚とも買ってしまったけど、何か？

愛知芸術劇場で、デレクトラックスバンドとドゥービーブラザーズのジョントライブ（なぜこの組み合わせ？）があったので、行ってきました。

ドゥービーは、30年前武道館でも観たし、今は、ま、どうでもよかったのですが、デレクトラックスは、2年前のクアトロでのライブ以来2回目。
存命のギタリストでは今一番好きなデレク・トラックス。
今は亡きデュアンオールマンを聴いて育ち、オールマンブラザーズのドラマー、ブッチトラックスの甥っ子という由緒ある家系でもあり、今年30歳という若さでデュアンオールマンをとっくに追い越しているんじゃないかと思うほど、そのスライドギターはすばらしい。
常人が練習で到達できるレベルを遥かに超えていると思うので、私はあえて「デレク様」と呼びたい。

ライブビデオYou tube

で、ライブですがデレクの方が先だったので、やはりドゥービーが主役なのか？と思っていたらやっぱり。
そしてほとんどがドゥービーファン....
デレクもそこそこ盛り上がったけど、ドゥービーの時の盛り上がりはすごかった。
やっぱり世界的なヒット曲があるってすごいです。
周りの異様な盛り上がりに、若干引きギミに。
ラストは予想通り「リッスントゥーザミュージック」。一応一緒に合唱してきたけど・・。

サウンド面、ギターのスキルともに段違いにデレクが圧倒的によかった。（比べちゃいかんよね）
デレクの場合は、ギブソンＳＧにフェンダーアンプ直結で、エフェクト無しのごまかしなしのシンプルで尚且つ迫力のあるストレートなサウンド。（下手クソにはマネできません）
一方ドゥービーはエフェクトバリバリ（これが普通だけど）なので、残念ながらサウンドはペラペラ・・・。（ドゥービーファンの方には申し訳ないけど..）

でもドゥービー、懐かしかったです。
そしてドゥービーファンに、デレクを紹介する機会があってよかったです。

次はやっぱ単独ライブがいいわ。